人生の転機に合わせてやってくるのが、お引越し。多くの人が体験したことがあり、またこれから控えている人もたくさんいると思います。 今回は、ドタバタになりがちな家さがしをスムーズに進めるためのポイントを経験談を交えて3つ紹介します。
序章
まずはウォーミングアップです。本格的に部屋探しを始める前に決めておくことは決めておきます。
エリアを決める
自分の希望するエリアの相場を確認します。ターミナル駅周辺の駅近物件は周辺の地下鉄駅よりも相場が上がってしまいます。できるだけ価格を抑えたい場合はターミナル駅周辺の地下鉄の駅を中心に探してみると相場も下がります。地下鉄から1駅~2駅程度でしたらターミナル駅まで徒歩30分程度でいける場合も多いです。地下鉄の種類によって、駅の間隔がありますのでgooglemap等で確認してみましょう。
間取りを決める
間取りは自分のなかで譲れない線とある程度までは許せる範囲を明確に持っていた方がいいでしょう。そうでないと、不動産屋さんに妥協案を提案されたときに誤った判断をしかねないからです。引越しの日程が迫っているときにあせって物件を決めてしまうと、後々後悔しかねません。引越しにかかる費用は決して安くありません。「前の部屋の方がよかった」なんて何十万も払ってから思いたくありません。
ちなみに、筆者の譲れない線は「トイレと風呂別」「室内洗濯置場がある」「2階以上」「南もしくは東向き」です。「トイレと風呂別」はユニットバスの物件よりも家賃が高くなってしまいますが、トイレと同じ床を洗ったばかりの足で歩くという行為を毎日する生活に比べると非常に安く感じます。(あくまでも筆者個人の考えです。)
部屋探し解禁
引越しの2週間前をめどに部屋探しは解禁しましょう。序章の段階である程度ポータルサイトの使い方はマスターしてると思います。(無意識にポータルアプリを開いているとこまで行けたら完璧です。)
物件予約はできません
解禁が引越し日からあまり早すぎると、申込み後、引越し前から家賃が発生するケースが出てきてしまいます。交渉次第で数日~1週間程度はなんとかなるケースはありますが、基本的に大家さんは家賃をもらって生活していますので何か月も待ってもらうことはできません。引越し予定日から2週間前くらいをめどに気になる物件探しは始めます。
部屋探し解禁
物件は早い者勝ちなのに、予約システムはありません。自分の引越し日を決めたら動き始めるのが妥当です。動き始めたら24時間ポータルサイトを監視して、新着物件のみマークします。早い者勝ちなので解禁したら家さがし中心の生活をすることを覚悟しましょう。定期的(1日最低3回)にサイトをチェックをして条件があった物件があったら即お問い合わせです。内見予約日も問い合わせから日数があいてしまうとほかの人に取られてしまう可能性があるので、なるべく日をあけずに内見予約をとります
筆者はここで悔しい思いをしたことがあります。内見予定日が首都圏台風直撃の日に被ったのです。さすがにそんな日に家から出るのも難しいので、キャンセルをして次の日の午後に予約を取り直しました。そして、予約日当日。不動産屋さんから1件のメールが。なんと午前中に内見をした人が物件の申し込みをしてしまったのです。僅差でした。僅差で敗れました。
内見のために準備すること
内見は手ぶらで言ったらそこまでの交通費と時間が無駄になります。部屋の細かいサイズ引越し前に測れる絶好のチャンスなんです。